<事件名> 

飲酒検知器で反応が出たものの、飲酒の事実を否定した事例

<事件概要>  

 依頼者様は、長時間勤務後、帰宅する際に検問に引っ掛かり、飲酒検知器で反応が出ました。  
 身に覚えがありませんでしたが、お酒を飲んだ旨虚偽の自白を行ってしまいました。その後、当事務所で弁護人として関与しました。
※守秘義務の関係から、事案の内容は実際と多少変えてあります。

<弁護士の関与>

 所属弁護士で手分けして、証拠収集にあたりました。長時間勤務の間、その後飲酒していない裏付けをとるために、同僚等の陳述書を作成し、近くのコンビニの防犯ビデオ映像の照会、ジャーナル取得、店主の陳述書の作成等、勤務中、直後にアルコールを購入していない証拠を収集しました。
 同時に、ある物質を事前に口にしたことから、アルコール反応が出た可能性が疑われたため、当該物資の製造元に照会し、不純物としてアルコールが混入している可能性がある旨の回答を得ました(成分表には記載されていない)。
 その他、依頼者様が釈放直後に体質のせいか疑って病院を受診した際のカルテを取得しました。
 以上の証拠とともに、担当検察官に対して、故意がなく不起訴相当の意見書を計3通提出しました(いつ起訴されてもおかしくないため、証拠を入手次第、提出しました)。

<終局処分>

 不起訴処分となりました。公安委員会への対応にも同行して、運転免許取消処分を行わないように意見書を提出した結果、運転免許取消処分は行われませんでした。